おはようございます、藤原です。
一昨日のニュースでは、
公立学校の教員不足が
話題になっていました。
こうなってくると、
ますます教育の「質」の低下が
心配になります。
教員が不足している原因は、
いくつもの理由が重なって
いるのだとは思いますが…。
国や自治体の予算の問題、
少子化を視野に入れた教員の削減、
それに伴う非正規雇用の拡大、
おまけに2009年に教員免許に
更新制が導入され、
それまでは無期限だった教員免許に
10年の期限が設けられました。
それが今年の7月に廃止される方向へ。
教育現場は、トップの方針に
常に右往左往している状態です。
さて、外から教員という仕事を
みた場合に、今の若い人たちは
この仕事に魅力を感じるでしょうか。
都市と地方の文化的な
差もあると思いますが、
多くの教員が疲弊しています。
子どもの教育に希望を持って
先生になったのに、
理想と現実のギャップに耐えきれず、
辞めるという選択をせざるを得ない
若い先生たち。
また、中堅の先生たちからは、
「子どもが、年々幼稚になっている」
というリアルな声。
子どもだけならまだしも、
保護者への対応が
一番厄介な問題でもあります。
本来ならば、
家庭でしなければならない
「しつけ」まで、平気で
要望してきますから。
ひどい場合は、
「個に応じた指導」という名の、
我が子への特別待遇まで。
「わがまま」というしかありません。
このように、教育現場は、
本来の機能を失い、
子どもに勉強を教えることより、
それ以外のことに労力を使う
ようになりました。
(どちらかというと、
しつけや人間関係は学校で、
勉強は塾で、といった構図に
なっています。)
教育現場の働き方改革は、まったく
進んでいないと言っていいでしょう。
私は、52歳で教員を辞めましたが、
同年代で頑張っておられる方には
脱帽です。
はっきり言って、一人の担任で、
35人〜40人を指導することには、
無理があると思っています。
せめて、一クラスが20人前後に
なったら、どんなに教育効果が
上がるかと…。
そのためには、
教員を増やさなければならないし、
予算も必要になってくるでしょう。
しかし、重要なのは
教員の「質」を上げることです。
教員不足に陥っている現実問題は、
ますます教員の「質」の劣化を
加速させてしまうものです。
私は、教育に携わっている人こそ、
真っ先に「リベラルアーツ」に
触れるべきだと思っています。
高次の教養を身につけることで
自分の周りの人によい影響や刺激を
与えることができますから。
私のような一般市民が
不平・不満や願望を語っても、
国のトップに届くはずはありません。
だからといって、
泣き寝入りするのもおかしいです。
一般市民も国のトップに影響を
与えるくらいの存在を目指して
教養を身につけていかなければ、
日本はどんどん没落の方向へ
進んでしまうのではないでしょうか。
■【東京リベラルアーツ・アソシエーション】
↓ ↓ ↓
上記の説明会【特別食事会】は、
締め切りました。
◾️東京リベラルアーツクラブ
上席研究員
◾️東京哲学会議 特別貢献会員
◾️東京官学支援機構 専務理事
◾️公式LINE
↓ ↓ ↓
◾️ホームページ
◾️プロフィール
https://excellent-ed.jp/greeting#prof
◾️メール
◾️FB
https://www.facebook.com/kumiko.fujiwara.315
■YouTube 人生は「脱落ゲーム」!
■YouTube
「成功するためにやめるべき5つのこと」