おはようございます、藤原です。
「自分軸」を主張する、
まるで幼児のような大人は、
「自分」と「他人」を比較する
ことに嫌悪感を抱いています。
それは、他人と比べた時に、
自分の方が劣っていたら
不快になったり、傷ついたりして
「心の痛み」を伴うからです。
「心の痛み」を避ける手段として
「過去の自分」と「今の自分」を
比べて、成長した部分にのみ
焦点を当てるのです。(絶対評価)
これでは、自分や社会を
客観的に見ることはできません。
私たちは、「自分」というものを
「他者」と相対化することによって、
脳力や強みや立ち位置というものを
確認しています。(相対評価)
*
余談ではありますが、
小学校の通知表は、
「絶対評価」と言われていますが、
実際には「絶対評価」は不可能です。
だからでしょうか、現場では
「相対評価を加味した絶対評価」
というおかしな表現をしています。
そこには、教師の主観も入ってきます。
純粋に「絶対評価」をしたければ、
その子の伸びだけを評価するべきです。
「自分」というものは、
「他人」との比較によって
明晰化される、ということを堂々と
示していいのではないでしょうか。
*
「自分のこと」しかわからない人は、
自分を「相対化」して物事を捉えたり、
社会を見たりすることができない
ということになります。
・自分の態度が、相手を
どんな気持ちにさせるのか。
・自分の言動が、他人に
どのような影響を与えるのか。
・組織や社会の中で、自分が
どのようなポジションにあり、
どのような行動をすればよいのか。
そんなことが理解できないということ。
反対に、自分を「相対化」して
捉えることができるというのは、
他人や社会との関係性が理解できる
ということ。
それらが理解できるということは
コミュニケーションの最低限の能力です。
「自分軸」を主張する人は、
「あえて他人軸」で生きている人の
犠牲の上に、自分のわがままが
通っているということに気づいて
欲しいものです。
このように、日本の民度が下がって
いることに危機感を抱いています。
〈追伸〉
数日後に新企画の
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