おはようございます、藤原です。
先日、ある方から
「西洋哲学にとても興味を
持っています。難しそうですが、
私に理解できるでしょうか?」
というご質問を頂きました。
誤解を恐れずに、
正直にお答えいたします。
西洋哲学は、非常に難解です。
理解しようと思うことが
おこがましいと思っています。
現在、アカデミズムの最前線で
哲学を含むリベラルアーツの研究を
しているのは、
東京大学の駒場キャンパスにある
大学院 総合文化研究科です。
大学院の先生方が生涯をかけて、
教育・研究の成果を社会に
還元するために、熱い思いを
持って取り組んでおられます。
いわゆる、東大駒場キャンパスの
大学院では、最前線のリベラルアーツ
である「高次の教養」についての
研究が進んでいるのです。
そこでは、長期的な展望に立ち、
あらゆる学問や分野の
最上位の「知」としての役目と、
さらに人間がよりよく生きていく
ための「高次の教養」の再生、
という大きな役目を背負って
努力されているのです。
すぐに役立つ実用書や専門書、
講義を聞いてすぐに理解できる
ようなレベルとは、
比べものにもなりません。
すぐに役立つ知識は、
すぐに役立たなくなります。
すぐに理解できる知識は、
誰でも理解できます。
それに代わって求められるものは、
急速な時代の変化にも臨機応変に
対応できる、
判断力や思考力や想像力であり、
それを実践するにはベースとなる
「高次の教養」を身につけることと、
「勇気」(精神性)が必要となります。
ここで大切なのは、私たち一般人は
大学院の先生と同じレベルまで
理解する必要はないということです。
そもそも頭脳が違いますし、
気力や根性があっても無理です。
そうであるならば、
西洋哲学の「要」(かなめ)となる
思考法やロジックを学び、
実生活に役立てるための使い方や
人格の向上を目指していくことに
重きをおいた方が、より多くの人が
幸せになれるのではないでしょうか。
冒頭の質問ではありませんが、
「理解できるか」の問題ではなく、
「役に立つか」が大切だと思います。
役に立たせようという
気持ちのある人にとって、
リベラルアーツ(哲学を含む)は、
・非常に役に立ちます。
・非常にお得です。
・非常に結果がでます。
どんなに即効性の高いノウハウを
学ぶより、どんなに具体的な
テクニックを学ぶより、
はるかに費用対効果が高いです。
ここでもう一つ、冒頭の質問である
「理解できるでしょうか?」
という問いは、間違っています。
それにつきましては、
数日後にお伝えいたします。
〈追伸〉
明日(1/18)は、新企画
「実践型コミュニティ」を
発表いたします。
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