おはようございます、藤原です。
セミナー講師や先生、
対人支援や教育関係者、
物販をされている方の中には、
「この講座の“本質”は…」
「この教育の“本質”は…」
「この仕事の“本質”は…」
などという切り口で
自分の商品(サービス)の販売を
目的に、話を続けられる人がいます。
そんな方に、
「“本質”とは何ですか?」
とお尋ねすると、
返事に詰まる方がほとんどです。
極端な場合、
「すみませんが、わかりません。」
と謙虚に謝罪される方もおられます。
「“本質”とは何か?」
が、答えられないのに、
平気でその言葉を使っているのは
なぜだかわかりますか?
それは、誰かが言った言葉や
何かに書いてあった言葉を
ただ「暗記」して使っているからです。
もし、私が何かの商品(サービス)を
購入したいと検討している場合、
質問されたことへの言語化が
できない人からは購入しないでしょう。
なぜなら、その人が、
販売する商品(サービス)の専門家で
あるならば、扱っている商品に関する
言語化ができなければ「エセ専門家」
としか言えない、と思うからです。
*
さて、「本質」と似ている言葉に
「本物」という言葉があります。
これは明らかに違いますが、
この「違い」がわからないまま
使っている人も多いです。
そして、日常生活の中でよく耳にする
のは、「本質」より「本物」の方です。
例えば、
「このヴィトンのバックは、本物です」
「この成功法則は、本物です」
「あの人は、本物です」
etc.
さらに
「私は、本物を持っている」
「私は、本物の人と付き合いがある」
あるいは「私は、本物だ!」
つまり、「私は、すごい!」
ということを自慢する人もいます。
一方で、
「本物」の反対は何でしょうか?
「偽物」です。
先ほどの例で言えば、
「このヴィトンのバックは、本物だ」
と言うことは
「このヴィトンのバックは、偽物だ」
と言っているのと同じことです。
ルイ・ヴィトン銀座店の店員さんが
「このヴィトンのバックは、本物です」
と言われるでしょうか?
言いませんよね。
人は、当たり前のことは言いません。
ですから、
「この商品は、本物です」
「あの人は本物です」
「私は本物です」
と言えば言うほど、胡散臭いということ。
「本物」という言葉を汎用している人は、
はっきり言えば「思考弱者」です。
極論を言えば、
「本物」という言葉が好きな人は、
思考弱者が多く、
「本質」という言葉が好きな人は、
思考強者の人が多いです。
なぜ、そう言えるかにつきましては、
後日にでも。
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