おはようございます、藤原です。
ある会社を訪問した時のことです。
社内の「空間」(環境)が
雑然としていました。
掲示物が無造作に貼られていたり、
書籍が乱雑に置かれていたり、
デスク周りが書類の山になって
いたり…。
とにかく「空間」が美しくないのです。
(私は、「空間」にはこだわっています。
そこから読み取れるものがあるからです。)
この社内環境を一目見れば、
他のことも一事が万事で、
大きくハズれることはありません。
想像していた通り、
社員に強いことが言えない、
穏やかなタイプの社長さんです。
ご自身も、社内を美しい環境に
したいと思い、社員に掃除や
片付けの提案をしたところ
「それは、私の仕事ではありません。」
「今は、忙しいので無理です。」
と、嫌な顔をされたのだそうです。
そこで思考はストップ。
相手の「言葉」に踏み込んで、
質問したわけでもなく、
別の方法を提案したわけでもなく、
否定されたのであっさり諦めて
しまった、ということ。
あまりの穏やかな性格に、
もどかしさを感じてしまいました。
*
この方に限らず、いろんな人とお話を
していると、相手の「言葉」の断片から
その人の価値観や世界観、あるいは、
ビジネス観などを感じ取ることができます。
「このままでは、会社としての
存続は厳しいのではないか?」
「この人の世界観は、素晴らしい。」
「この人のようなリーダーが増えたら、
いい社会になるだろう。」
などと、ひとりで妄想を
楽しむこともあります。(笑)
さて、仕事柄、リーダー層の方と
お話をする機会が多いのですが、
「部下の指導方法が分からない」
「具体的に教えているのに、
部下がなかなか成長しない」
など、みなさん人材育成に
頭を抱えておられます。
特に、指示の通らない部下に
強いストレスを感じている方もおられ
その対応には苦労されています。
人材育成は、会社の維持・発展には、
欠かせない課題です。
現場での具体例を挙げたら
キリがありませんし、
対応策もケースバイケースです。
しかし、一つだけ言えるとすれば、
課題から逃げない姿勢、
課題を先送りしない姿勢、
が大切だということです。
例えば、
冒頭に書いた会社のような場合、
社内の環境を美しくしようと思えば
どうしたらいいでしょうか?
社員が動かないことを言い訳にして、
課題を先送りしてはいけません。
会社は、負のスパイラルに
巻き込まれてしまうでしょう。
答えは簡単です。
・
・
・
リーダーが、自ら動くこと。
美しい社内空間をつくるために
掃除・片付けを楽しんで、
「率先垂範」することです。
その姿勢が、いつかは社員に
理解されるかもしれません。
いえ、理解されることなど
永遠にないかもしれません。
それでも「率先垂範」すること。
相手に理解してもらいたいという
甘い考えを「捨てる」ことです。
社員も「自分の仕事しかしたくない」
と、子どもみたいに「甘え」ていると
思いますが、その環境を作ってしまった
のは、リーダーそのもですから。
リーダー自身が「甘え」ていないか
を反省してみることが大切です。
言い換えると、部下に対して
「いい顔」をして評価を得ようと
していないか、ということ。
(自分でも気づいていない場合が
多いようです。)
いい顔を捨てて、リーダーとして
律した行動を継続していくことが
環境(社風)の立て直しに
つながるのではないでしょうか。
「会社の顔」と「プライベートの顔」
は、違っていいのです。
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