おはようございます、藤原です。
ある経営者からのご相談。
「我が社には、大きく分けると
専門職コースと管理職コースの
2つがあるのですが、
管理職コースを選ぶ人が
年々減ってきて困っています。」
この方は、専門職ではなく
管理職を目指す人を増やしたい
というご希望なのです。
ここでいう「専門職コース」とは、
横並びにあるいくつかの専門分野(チーム)
で実力を磨き、結果を出すことを
重視するコース。
「管理職コース」とは、
専門職である程度経験を積んだ人が、
人材育成の責任を負い、
チームを指導・評価するコース。
のことです。
さて、管理職を目指す人が
減っていきているという現象は、
この会社だけでなく、
他の会社にも見られるのでは
ないでしょうか。
立場を変えて、従業員の場合。
管理職を目指して昇級試験などに
取り組む時、「きっとうまくいく」という
「希望」があるから取り組めるものです。
「きっとうまくいかない」と
「失望」しているのに、
取り組む人はいないでしょう。
人間は、何かに挑戦する時、
「希望」と「失望」を同時に抱えます。
「希望」とは、
未来に対して漠然とした期待なので、
「もしかしたらうまくいかないかも?」
(失望)という不安が
脳裏をよぎっているのです。
ですから、
難易度の高い挑戦を迫られた時
というのは、誰でもある程度の
不安を抱くものであり、
難易度が高ければ高いほど、
失望という不安も大きくなるのです。
だからこそ、人生の分岐点のような
難易度の高い「管理職コース」を
希望すること自体を
避けてしまう場合も少なくありません。
「努力してもなれないかもしれない…、
だったら最初から希望しないほうがまし。」
というように。
*
人間は、痛み(苦痛)を避け、
快楽を求める(快楽原則)という
本能によって動かされています。
補足すると、
「痛み」と「不安」は、違います。
「不安」とは、痛みを伴うかも
しれないという気持ちのことです。
現実的には、「痛み」そのものよりも、
痛みを恐れる「不安」の方が、
人間の行動に制限をかけてしまうものです。
人生を拓きたい、加速させたいと
思っている人にとって重要なのは、
「希望する方向に進もうとする時、
必ず不安がセットになって足を引っ張る」
ということを理解しておくことでは
ないかと思っています。
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