おはようございます、藤原です。
「足るを知る」とか「知足」という
言葉を聞かれたことがあると思います。
この言葉は、老子(中国の思想家)の
「足るを知る者は富み、強めて行う者は志有り」
(満足していることを知っている者は富み、
努力している者は志が有る者といえる)
からきています。
一般的には、自らの分をわきまえて、
それ以上のものを求めないこと。
分相応のところで満足すること。
このような意味づけがされていますが、
私の捉え方とはやや違いがあります。
***
現代は、モノと情報に溢れていて、
常に私たちの欲望が刺激されています。
テレビやSNSの中の人を見ては、
輝いて幸せそうに感じるものです。
そして、自分が持っていないものを
欲しがったり、自分以外の誰かに
憧れたりします。
「ブランドのバッグを買いたい」
「体重を〇〇キロ落として美しくなりたい」
「〇〇さんのように知的な女性になりたい」
など。
欲望自体に善悪はありません。
自分の欲望を満たすために、
今以上の「努力」ができるなら、
むしろ積極的に活用した方が
よいのではないかと思います。
問題なのは、欲望がモンスター化
したことにより、
それが満たされなかった時に、
他者や社会に対して怒りを持ち、
それを言葉や態度で発散することで、
自分を満たそうとすることです。
この「満たしたい」という欲望を
表現している言葉が、
「満足」という言葉です。
「おいしいランチを食べられて、
満足した〜。」
「お得な価格で買い物ができて、
満足した〜。」
この「満足」という言葉には、
終わりがありません。
だからこそ、戒める意味で
「足るを知る」という言葉が
推奨されているのだと思います。
一方で、
・何をもって「満足」とするのでしょうか?
・どんな状態を「満足」と呼ぶのでしょうか?
これをはっきりさせておくと、
自分にとって本当に「必要」なものと
「不必要」なものが明確になります。
それがわかっていれば、闇雲に
何かを欲しがる「欲望の塊」になる
ことは、なくなるでしょう。
例えば、弊社はコンサルティングを
行っていますが、その分野では
一流を目指したいと思っています。
だから、西洋哲学やリベラルアーツの
勉強を続けているのです。
それが必要だと感じているからです。
一方で、オリンピック選手のような
運動神経は必要ではありません。
だから運動神経のよい人を見て
妬むこともありませんし、
純粋に素晴らしいと思えます。
「必要」だと思うことを
手に入れるために
「努力」をすることは大切です。
言い方を変えると、
努力しようとする「意欲」が
いることになります。
これも欲望の一つであり、
そうやって人間は、成長して
いくのではないでしょうか。
ここで大切なのは、
次のステージに行きたいと思って
いる人は、自分の「内側」にばかり
目を向けていてはいけない、
ということです。
向けるべきは、自分の「外側」
「外側」との関係性の中で、
自分にとって本当に
「必要」なものと「不必要」なもの
が明確化されるのですから。
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