おはようございます、藤原です。
学生時代は、同じ環境にいて
仲の良かった女友達。
7年ぶりにランチに誘われて
わくわくしながら出かけていった
ものの、なんとなく話がズレて、
あまり楽しくない…。
専業主婦の彼女は、
何時間も自分のことや家族のことを
話したがるけど、私は、
「もう2時間も経過したから
そろそろ帰って、明日の仕事の
段取りをしないと。」
と心の中ではソワソワ。
時間の感覚の違いも感じる…。
これは私が20代後半の時に思ったこと
ですが、ある方からのご相談内容に
似ていたので取り上げてみました。
時の流れとともに、既婚or未婚、
働いているor働いていない、
子どもがいるorいない、住む地位など、
お互いに変化していくものです。
私たちの世界は「変化する」のが
当たり前だと認識することが大切です。
当然のごとく、気持ちも変われば、
人間関係も変わります。
成長のスピードも
個々人によって変わります。
だからこそ、相手との会話が
ズレるとか、認識がズレると
いうようなことが起きるのです。
ここまでは、どの本にも
書いてあるような内容です。
重要なのは、ここからです。
「言葉」にはズレがあることを
理解しておくことです。
============
自分が発した言葉さえも
ズレ(差異)がある!
============
そもそも言葉の意味というのは、
他の言葉とのズレ(差異)によって、
はじめて認識できるものです。
例えば、「鉛筆」という言葉。
これは、「鉛筆」に対して
「シャーペン」という違う言葉がある
から「鉛筆」がはっきりするのです。
「シャーペン」という言葉がなければ、
「鉛筆」の中に「シャーペン」も
含まれ意味自体が変わってきます。
このように、「言葉」はズレを
含んでいる、ということです。
だからこそ、自分の気持ちを
「話し言葉」「書き言葉」に変換した
途端、言葉のズレ(差異)の世界に
晒されることになるのです。
(哲学的には、このことを「差延」と
いいますが、覚える必要はありません。)
会話にしてもメールにしても、
相手にうまく伝わらないとか、
相手の受け止め方が微妙に違う、
と思うのは、ある意味当たり前の
ことなのです。
一方で、自分の心の中の気持ちを
「言葉」で表現しようとする時に、
「ピッタリする言葉が
なかなか見つからない。」
と感じたことはありませんか?
気持ちにピッタリする言葉がある
のではなく、
言葉の世界から相応しいと思われる
言葉を選択して使っているのです。
だから、自分の気持ちに100%合う
言葉ではなく、微妙にズレた言葉を
妥協して使っていることになるのです。
言葉がズレを含んでいるからこそ、
相手に大切な何かを伝えたい場合は、
言葉をより慎重に選ぶことが重要に
なります。
それも、自分の頭だけでなく、
相手の頭の中まで先読みして
考えることが大切です。
また、同じことを伝えたい時でも、
一人ひとりの頭の中が「違う」こと
が理解できると、相手によって
自分の「言葉」を使い分ける技術は
大人としての教養と言えるでしょう。
これが「大人の会話」の基本です。
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