おはようございます、藤原です。
先日、ある企業の課長さんから、
「数名の社員がルールを守って
くれません。どうしたらいいでしょう?」
というご相談を受けました。
私が、
「なぜ、そのルールを守らないと
いけないのですか?」
と質問をしたところ
「ルールを守るのは当然でしょう。」
と答えにならない答えが返ってきました。
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どこの会社にもルールというのは
存在します。
ここで大切になってくるのは、
「なぜ、このルールがあるのか?」
「なぜ、このルールを守らないと
いけないのか?」
あるいは、
「なぜ、このルールが必要なのか?」
といった「問い」を持つことです。
特にリーダー的な立場にいる人は、
「問い」を持つことはとても重要です。
西洋哲学では、「問い」のことを
「懐疑する」と表現することもあります。
東洋哲学の禅では、「公案」という
修行があります。
師匠が質問し、弟子が答える(=禅問答)
というものです。
「問い」に対して、
自分の頭で考え抜くこと。
そして、考えたことを「言葉」にして、
それを「行動」に移していくこと。
現実の社会では、
「言葉」にした内容を「行動」と
いう行為で繰り返すしかありません。
***
さて、会社や組織などでルールを
決めるといった場合は、
仕事の効率化やリスク回避などが
主な目的だと思いますが、
そのルールを全員が守れるかどうかは、
一筋縄ではいかないでしょう。
ルールをつくる大前提として、
「支配する側」と「支配される側」
という構図ができますが、
支配する側がただルールを守らせる
だけでは、活力のある組織には
なりにくいでしょう。
では、
どうしたらよいのでしょうか?
一般的によく行われているのが、
ルールを守れなかった時に、
ヒヤリハット報告書に反省を
書かせたり、怒鳴ったり、
「ルールだから守れ!」と
闇雲に命令したりすること。
むしろ、そのようなことを
繰り返しているとマンネリ化して、
いたちごっこになってしまいます。
ここで「問い」の出番です。
「なぜ、このルールが必要なのか?」
人間力のあるリーダーだったら、
ルールを守らせることで監視を
強化しようとは思わないはずです。
さらに
「なぜ、部下に指示をするのか?」
などのように「問い」を繰り返す
ことが重要です。
そのことによって、物事の本質を
見極める思考力を養うことができ、
問いの「答え」もみつかるはずです。
考え抜いた「答え」が見つかると
仕事上でのトラブルがあっても
右往左往せずに、冷静に対処する
ことができるようになります。
一方で、「ルールを守らせたい!」
とか「ルールを守るべきだ!」と
怒るリーダーは、言葉や行動の
うわべだけに気をとられて、
物事の本質を見落としてしまう
傾向が強いようです。
会社や組織というのは、
みんなが一丸となって結果を
出していくものですが、
そのためには「人」が育つ
ことが大前提となります。
ルールを守らせることより、
人を育てることが、
リーダーとしての価値ある仕事
だと思います。
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