おはようございます、藤原です。
男性は「勝負」という言葉を
よく使いますが、
女性同士の会話では、この単語を
耳にすることはそう多くありません。
しかし、他人に対する「嫉妬」と
いう感情は、女性の方が陰湿なの
ではないでしょうか?
私は、小学校の教師をしていましたが、
女子のトラブルは、男子のそれより
陰湿だと感じながら
トラブルの対応をしてきました。
そう感じるのは私だけでなく
他の教員もそのように感じて
いると、話していました。
女性は「勝負」という言葉を
あまり使わないにしても「嫉妬」と
いう感情は、勝負に負けた時の
心の状態を表しているものです。
それにしても、この「嫉妬」という
漢字は、どちらも「おんなへん」が
付いています。
よくできているなと
感心してしまいます。(笑)
「あの人には、負けたくない。」
「あの人には、勝ちたい。」
という思いが強ければ強いほど、
自分の闘争心が燃え上がり、
やる気が出る人もいます。
しかし、この気持ちが強い
というのは、負けた時の敗北感や
焦燥感などといった「心の痛み」
も強くなります。
このような状態になった時に、
多くの人は、いつまでも「心の痛み」
を乗り越えることができずに、
相手に対して嫉妬したり恨んだり
する感情を持ち続けるものです。
***
相手への逆恨みを哲学用語で
「ルサンチマン」といいますが、
なぜこのような感情が湧き上がる
のでしょうか?
受講生の方にお尋ねしたところ、
ある方は「承認欲求が強いから」
またある方は「執着が強いから」
とおっしゃいました。
どちらもいいと思います。
はっきり申し上げるならば
「自己重要感」が強いからです。
自己重要感とは、
自分のことが一番重要、
自分のことが一番大切、
ということです。
例えば、同業者であるAさんが、
活躍していたり、評判がよかったり、
稼いでいたりするのを見聞きすると、
「Aさんが消えてしまえばいいのに。」
と嫉妬したり、怒ったりしがちです。
いわゆる「白雪姫」に登場する
意地悪なお妃様のようなタイプ。
魔法の鏡に
「世界中であなたが一番美しい」
と答えてもらっては喜んでいる。
白雪姫が美しいお姫様に成長すると、
魔法の鏡の答えは白雪姫に。
怒ったお妃様は
「自分よりも美しい者がいるなんて!」
と、白雪姫を殺すように
家来に命令する。
意地悪なお妃様はルサンチマンの典型!
***
ルサンチマンの心の状態は、
どうなっているのでしょうか?
自分の「自己重要感」が満たされない
不満を相手に向けていて、その感情の
せいで「思考」が停止していること。
ルサンチマンから抜け出すためには、
「思考力」をつけること。
そもそも、思考力がないから、
問題の矛先を相手に向けている
とも言えます。
このような時は、
以下の3つを考えることです。
A:「自分は何をすればよいのだろう?」
B:「今、自分にできることを
全力でやっているだろうか?」
C:「まだできることが
他にあるのではないか?」
この3つのうちで一番重要なのは、
どれだと思われますか?
・
・
・
(C)の「まだできることが
他にあるのではないか?」
に気づくことです。
はっきり言えば、自分では
自分のことに気づくことは
できませんので、しかるべき
相談相手にアドバイスをもらう
ことが必要になってきます。
では、勝負に勝てば、
「ルサンチマン」にならずに
すむのでしょうか?
そんなことはありません。
次の勝負がありますから。
もしかしたら、次の勝負で
追い越されるかもしれません。
勝負の結果に執着するのではなく、
常に改善を積み重ねる努力を
継続していくことが必要です。
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