おはようございます、藤原です。
前回の続きになります。
前回→こちらより
「同じ失敗を繰り返さない」と、
口で言うのは簡単ですが、
この行動の癖の大元は、
「思考」の癖ですから、
身体に染み込んでいるのです。
では、
私たちは「失敗のパターン」を
いつ・どこで学習したのでしょうか?
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多くの場合は、家庭、または
親的存在の人から学習しています。
家庭環境というのは
とても強い影響力を持っていて
無意識のうちに身体の記憶に
刷り込まれています。
私は、両親が共働きだった
こともあり、幼少期は祖父母と
多くの時間を過ごしてきました。
特に祖母は躾に厳しく、
テレビの画面に触ったりすると
「手垢で汚れるから触ったらダメ!」
といって、私の小さな手をつねって
いました。
時としてお尻を叩かれたり、
押入れに閉じ込められたりしました。
そんな時、小さな私は
「もうしません。ごめんなさい。」
と号泣しながら言っていました。
だからといって、祖母を恨んだり
しているわけではありません。
一方で、
40歳にもになった大人が、
カウンセリングやセラピーで
「子どもの頃、父親から厳しく
されてその記憶が蘇ってきます。」
とか、
「子どもの頃、母親から〇〇と
言われた一言で自分には価値がない
と思うようになりました。」
などと言う人もいます。
これは、クライアントにも分析者
にも問題があると思っています。
それが悪いということではなく、
過去や自分の内面をどんなに掘っても、
根本解決には至らないということです。
冷静に考えると、
いつまで経っても過去に経験した
何かに執着しているというのは、
「お子様」レベルの悩みであり、
分析者の「問い」も「お子様」
レベルでしかありません。
***
哲学者のメルロ・ポンティは、
「身体を介して意識と世界は繋がっている」
と提唱しました。
ここで、「意識と世界は繋がっている」
と聞いてスピ系をイメージした人は、
言葉の表面だけしか見ていないという
ことになりますので要注意です。
例えば、「暑い」「寒い」「すずしい」
などの感覚は、外の世界からの情報を
キャッチして身体に認識されます。
また、「お腹が空いた」
「トイレに行きたい」などは、
身体そのものからの欲求が
そのまま認識されます。
このように「身体」と「意識」は
深く繋がっているのです。
だからこそ、一度身についた
「失敗のパターン」から抜け出す
ことは難しいのです。
仮に、
「身体を介して意識と世界は繋がっている」
という言葉を浅い思考で解釈するならば、
「身体」=「世界」=「宇宙」
となってしまいます。
宇宙の法則などと言われるものは、
「西洋哲学」のある一部分が切り取られ、
資本主義社会でお金儲けをするのに
都合よく悪用されていると言っても
いいでしょう。
***
話を元に戻すと、この
「失敗のパターン」から抜け出す
ことは難しいことです。
しかし、諦めることはありません。
抜け出す方法があります。
「子どもの自分」を捨てること!
子どもは、すぐ誰かに甘えますよね。
「できな〜い。やってぇ。」と
猫なで声を上手に使い、
他者に自分の快楽を満たして
もらおうとします。
そんな甘えた自分を捨てることです。
そして、自分の頭でしっかり考えて
行動すること。それが「大人の自分」
になることです。
イモ虫からサナギ、
サナギから蝶に成長しましょう。
殻を破る時は、相当なエネルギーを
必要とするのではないでしょうか。
人間だったら、それが「不安」とも
言い換えられるでしょう。
「不安」なことをあえて選択する
「勇気」が、未来に繋がっていく
ものだと信じています。
「子どもの自分」を脱ぎ捨て、
大人として社会と関わることが
できるようになると、
見える世界が変わってくるはずです。
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