おはようございます、藤原です。
お客様と話している時に、
「分かりました!問いが大切なんですね。」
という言葉を聞いて、
少しお落ち込むことがあります。
そもそも
「“分かる”とは、どのようなことなのか?」
と「問う」ことが哲学思考からみた
「問い」だからです。
日常的に使っている、
学校の先生が生徒に質問するような
「問い」とか、
カウンセラーやコーチが
クライアントに質問するような「問い」
とは、深さや視点が違います。
同列で見方を変えただけの質問を
「ま○うの質問」とネーミンングした
メソッドを売っている人もいますが。
それはさておき、
「“分かる”とは、どのようなことなのか?」
と深く考えることは、
単純に知識が豊富であるとか
記憶力がいいなどの問題とは
関係ありません。
誰もが理解するような決まった答え
だったら、辞書やネットで
検索すればすぐに分かることです。
「Google先生」が素早く答えを
教えてくれるので、むしろ暗記する
必要すらないとも言えるでしょう。
たぶん私たちが「分かりました!」
と言うのは、
「なんとなく感覚的にそう思った。」
とか「イメージできた。」のような
漠然とした感じのものです。
このようなレベルでの理解は、
「考える」とか「思考する」とは
言いません。
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「考える」、「思考する」とは?
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「〜とは、どのようなことなのか?」
を深く考えると、
必ず「あること」に到達します。
それは・・・
人としての「生き方」や「あり方」です。
やはり、これを真剣に考えていないと
深く考えることから逃げてしまう
ようです。だって、めんどくさいでしょ。
さて、冒頭の「分かる」を
哲学的に分析してみると…、
「分かる」の中には「分からない」
を含んでいます。
なぜなら、「何かが分かった」とか
「何かが分かっている」というのは、
「何をどこまでわかっていて、
どこからは分からない」
という境界を意識できている
はずだからです。
超簡単な例で言えば
「エクセルの使い方が分かった」
という時点で、
「エクセルで文字を入力する方法は
わかったけど、数式の意味や
入力の仕方はまだ分からない。」
という境界を、理解できている
こということが重要なのです。
そして、「分からない」に気づいたら、
「もっと知りたい」と思うものです。
それを「知的好奇心」とも言います。
知的好奇心を持って、
知れば知るほど「分からない」が
増えてくるのです。
ソクラテスはこのことを
「無知の知」と言いました。
一方で、「分かりました!」と
満足した人は、そこから先の進展は
望めないということになります。
さらに、哲学思考を進めるならば
「分かる」とは「分ける」とも
言い換えられます。
「言葉」を使うことによって、
分かっていることと、分かっていない
ことを「分ける」こと。
哲学思考とは、
「分からない物事を、
積極的(主体的)に分かろうとする」
ことが出発点になると言えます。
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