「パースペクティブ」って
ご存知ですか?
写真では「遠近感」、絵画や
デッサンなどでは「遠近法」のこと。
ビジネスでは様々な「視点」
からの見方や考え方という
意味で使われること多く
「パースペクティブな視点が
なければ、ビジネスは成功しない」
などの使われ方をします。
さて、
ドイツの哲学者ニーチェは、
「人は自分の欲望に応じて事実を決める」
と、「パースペクティブ」(遠近法)
という概念を用いて提唱しました。
ニーチェが言っている「遠近」と
いうのは物理的な距離のことでは
なく、自分の「欲望」との距離の
ことです。
例えば、
自分の努力不足で、理想とする
夫婦関係を築けない時に、
「自分の努力が足りない」
と、自己否定をするのは
辛いこと(痛み)になります。
ですから、多くの人は
自分のことは棚に上げて
「夫の性格が悪い!」
「夫から労いの言葉一つない!」
「夫のせいで私は苦労している!」
と、理想の状態にならないのは
「相手のせい」だと解釈して、
自分の「欲望」を基準に、
世界を見るわけです。
(たいした努力をしなくても、
人は満たされたいもの。)
逆に、努力をして自分の理想の
状態を満たしている人は、
「家庭は安心安全な場だ!」
「夫のお陰で不自由なく生活ができる!」
「辛い時期を乗り越えてよかった!」
と、自分の「欲望」を基準に
世界を見るわけです。
(努力をすれば満たされる)
別の哲学者が言っているように
「この世界に事実などなく、
あるのは解釈だけ」
ということにもなります。
「夫のせいで私は苦労している!」
と世界を見て、努力が報われない
ことに怒りを覚えたり、嘆いたり
したところで、永遠に満たされる
ことなどありません。
この満たされない状態に
耐えられなくなると・・・。
「夫と理解し合えなくても
家庭内別居の人もいるし」
「とにかく夫が家にお金を
入れてくれればそれでいいし。」
「夫の機嫌をとるのは、
コスパが悪いからや〜めた。」
などなど、本当は理想の状態を
求めているのにも関わらず
現実を直視するのは辛いので、
「夫の愛情なんて、全然欲しくない!」
と、今度は欲望自体を捻じ曲げて、
それを手に入れられない自分を
肯定するようになるのです。
これは「パースペクティブ」で
不幸になる一例です。
では、この逆はどうなのでしょうか?
続きは次回のブログにて。
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