おはようございます。
藤原久美子です。
前回は、自己啓発系が危険な理由
の一つとして
【現実逃避のコミュニティ】
についてお伝えしました。
今回は、二つ目
【思考力が欠如する】
自己啓発セミナーや自己啓発本などでは、
その先生や筆者の考え方が正しいと
いう前提で学びが進んでいきますので、
それを信じるしかありません。
(西洋哲学は「疑う」ことが根底にあります。)
例えば、「潜在意識」という言葉。
セミナーなどに参加すると
「潜在意識が変われば全てが上手くいく」
「あなたが変われないのは潜在意識のせいです」
などと言われて、潜在意識が
いかに重要かについて語られます。
もっと具体的に言うならば、
「ダイエットに成功しないのは、
97%を占める潜在意識が、
変わることを同意していないからです。」
などと言われたりするようですが、
潜在意識と顕在意識の占める割合を
どうやって科学的に証明できるのでしょう。
数年前までは、95%と言われ、
もっと前は90%と言われていました。
科学的に証明できないので、
なんとでも言えるということです。
実際に潜在意識を取り出すことも
測定することもできないのですから、
立証不可能なのです。
これと同じように、
愛、自己肯定感、セルフイメージ、
ポジティブ思考、〇〇脳なども
証明すらできないものです。
人それぞれの主観に過ぎません。
それも超いい加減だということです。
もっと言わせてもらえば、
このような言葉は、自己啓発業界が
作った造語だということです。
しかし、
自己啓発にのめり込んでいる人は、
それを信じています。その造語に
振り回されているのです。
潜在意識へのアプローチの仕方として、
「私はできる!」と唱えようとか、
「できる自分を鮮明にイメージしよう!」
などの方法があるようですが、
一言で言えば、
ラクに変われる魔法のような
ことを信じて愚直に唱えることは、
まったく思考力を使わずにすむ
ということになります。
それで人生が変わるのであれば、
みんな理想の人生を手にしている
のではないでしょうか?
言い換えれば、小学2年生が
掛け算九九を覚えるために
「にいちがに、ににんがし、
にさんがろく、にごじゅう」
と日夜唱えて、暗唱できるように
なることを目的としているのと同じ。
このレベルでは、日常生活の場面で、
使いこなすことは無理なのです。
誰かが言ったこと、
本に書いてあったことを
ただ暗記するのではなく、
自分の頭で思考を巡らせ、
論理的に疑ってみる(哲学的思考)
ことを身につけない限り、
思考力は磨かれないのです。
思考力の欠如した大人が
増えることを危惧していますが
こんな私も、西洋哲学に出会って
いなかったら、自己啓発業界から
抜け出せなかったでしょう。
次回は、自己啓発系が危険な
理由の三つ目をお伝えします。
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