おはようございます、藤原です。
他人とのコミュニケーションが、
うまくいかないからと
「コミュニケーションテクニック」
のような「ノウハウ」を学んでも
根本解決をすることはできません。
言葉の「本質」を知ることが
大切です。
前回の続きになります。
言葉自体に「解釈の幅」がある
ことを理解した上で、さらに
「解釈の幅」が広くなる要因が
あります!
こちらの方が重要です。
例えば、
「おはようございます」
という朝の挨拶。
午前9時ぐらいまでと
解釈している人と、
正午前と解釈している人。
一方で、飲食店などでは、
夜でもその日に初めて会ったら
「おはようございます」
(その日の開始という意味)
というのが慣習となっています。
「おはようございます」は、
「基本的な解釈」としては
朝の挨拶の言葉ですが、
「派生的な解釈」としては、
その日の開始の挨拶で使われる
こともあると言うことです。
この「解釈の幅」が理解できない人
(頭が固い・融通のきかない人)は、
「夜なのに、おはようございます
という日本語を使うのはおかしい!」
と怒るわけです。
つまり、コミュニティや年代、
地域、職業、時代でも
「解釈の幅」があるということ。
このように、一つひとつの言葉には、
「難易度」(前回のブログにて)も
ありますが、その中でも
「基本的な解釈」と「派生的な解釈」
があるのは、理解するのに
難しくはないでしょう。
思考力のある人は、どのような
解釈の幅があるのかを考えて、
より深く相手の「言葉」を
理解しようと努力します。
それが、仕事上でもプライベート
でも重要だということを知って
いるからです。
だからこそ、言葉への繊細な感性を
醸成し、その場やその人に理解して
もらえるような言葉を自在に使える
ようになることが、仕事でも
プライベートでも「結果」を出す
ことに直結するのです。
上記のことを踏まえると、
私たちの会話はすべて「主観」で
成り立っていると言えます。
客観的に使っていると思っている
私的言語は、どこまでいっても
「主観」なのです。
だからこそ、他者との会話に
おいて、齟齬や矛盾や乖離がある
のは当然のこととも言えるのです。
トラブルを避けたいと思えば、
自分や他人の言葉が
「本当は何を意味しているのか?」
「何を意図して発した言葉なのか?」
「その時の気分で言っているのでは?」
などを常に考え、より深く理解しよう
と努力することが重要になるのです。
「成功者」と言われる人だけが
身に付けている「メタ思考力」
とも密接な関係があります。
続きは、次回のブログにて。
=====【あと3名様】=====
東京第3期 現代哲学をベースにした
「人間理解教養講座」(半年6回)
=================
2021年1月(半年講座)スタート
詳細・お申し込み→こちらより
★公式LINE登録の方へ★
バーコードを読み取っていただくか、
下記のクリックをお願いします。
↓ ↓ ↓
◾️三思会 会長付
◾️公式LINE
◾️YouTube
https://www.youtube.com/channel/UC5Rk7dqJmGv3FtVDXS4l13A
◾️ホームページ
◾️ビジネス哲学コンサルティング
https://excellent-ed.jp/consulting
◾️プロフィール
https://excellent-ed.jp/greeting#prof
◾️メール
◾️FB
ピンバック: エクセレント教育株式会社 | KASEGU講師になるための最強の支援