おはようございます、藤原です。
前回の続きです。
前回のブログ→こちらより
私たちは、小さい時から
「答えは一つ」
「教えられたことは正しいこと」
などが習慣になっており、
「自分の頭で考える」とか、
「教えられたことを疑ってみる」
という大切な思考プロセスを
「面倒くさいこと」として、
省略する癖がついています。
「学校」という枠の中だと
これでも問題はありませんが、
社会に出てからはどうでしょうか?
あたらしい企画を出す時に、
「1+1=2」と決まり切った意見を
述べていても、誰でも思いつく
アイディアしか出せないでしょう。
「1+1=5 “なぜならば”・・・」
と、説得力のある意見を述べることが
できた方が 「斬新なアイディアだ!」
という高い評価をもらえるのでは
ないでしょうか。
ある哲学者は
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「私の言葉の限界が、
私の世界の限界を意味する」
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と提唱しました。
つまり、言葉で表現されるもの、
あるいは、言葉で読み取る(頭の中で)
ことのできる限界が、自分の世界の
見方の限界であるということです。
これは「語彙力」が豊富なの
とは、まったく別物です。
例えば、
「否定」という言葉を聞いて、
あなたはどう思いますか?
ネガティブな感情を伴うので
よくないと捉える人と、
自己成長には欠かせない重要な
キーワードと捉える人とでは、
捉え方がまったく違います。
言葉の「捉え方」のレベルは、
「思考力」にも直結します。
なぜならば、「思考」は
言葉によって表現されて
はじめて意味をなすからです。
さて、
すぐに答えを知りたがる人には
共通のセリフがあります。
「私は、思考力がありません。」
「私は、頭が悪いので言語化
できないのが悩みなのです。」
とおっしゃいます。
よほど優秀な人でない限り、
大半の人は、どうすれば
「思考力」をつけることが
できるのかが、分かっていない
と言ってもいいでしょう。
いきなり「思考力」をつけると
言っても、自分の「現状認識」を
することが出発点となります。
レベルの高い人は、私からやり方を
聞かなくても、すでに実践されて
いるでしょうし、私以上の思考力や
言語化能力をお持ちの方も多いはずです。
今回は、「自分には思考力がない」
と思っている人にお伝え致します。
まずは、
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考えたことをアウトプットする
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ことからスタートしてみてください。
頭の中でもやもやと考えている
だけでは思考力はつきませんので、
メモ用紙やノートに書き出すことを
実践されてみてください。
そして、
書いたことを冷静に読み直し、
「なぜ、そう考えたのか?」と
さらに自問自答してください。
次の言葉が出てきます。
この「なぜ?」を数回繰り返す
ことがポイントです。だんだんと
思考が深まってきますから。
面倒くさい作業だと思いますが、
この面倒くさいことから逃げると
いった「甘い考え」こそが、
思考力を阻む要因です。
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思考力は鍛えていく以外に
方法はない!
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面倒くさいトレーニングを
積み重ねることが大切です。
そのうちに、わざわざ書き出さなく
でも、頭の中でまとめることが
できるようになっていくものです。
私もまだまだ思考力が乏しいので、
トレーニングをしていきます。
思考力や言語化能力を高めたいと
思われる方は、ぜひ、下記の講座
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